2012年2月2日木曜日

久しぶりにゴア・ヴィダルとメール

今朝、ゴア・ヴィダルに久々にメールしました。
自宅の電話番号はもちろん知っているのですが、国際電話となると料金が高いし、 英会話はあまり得意じゃないのでメールで。
即座に秘書からメールが返って来ました。ヴィダルはPCが使えないので口述です。

以下、内容を簡単にまとめておきます。

「親愛なるミスター・ゴア・ヴィダル。お久しぶりです。昨年インタビューさせて戴いた日本のジャーナリスト、川本直です。お話を伺えて大変光栄でした。私が書いたヴィダル氏の記事は日本でかなり反響を呼びました。映画雑誌『映画秘宝』、文芸誌『新潮』に記事を書いたのですが、前者が特に好評で、『映画秘宝』の「お願いしたい(※抱かれたいという意味です)男優」のランキングになんとあなたが食い込みましたよ。ヴィダル氏原作の映画『マイラ ――むかし、マイラは男だった――』のDVDの評価も上々です」
ヴィダル「直、そのことを君から聞けて嬉しく思う。他に何か聞きたいことがあったら、何でも答える。君とのインタビューでサポートを務めた人は何をしているかね? ありがとう、直」 
ヴィダル(続けざまにもう1通来ました)「直、確か君のサポートをした女性は山口久美子と言ったね。彼女はどうしている? 教えてくれ」
ヴィダル(更にもう1通)「直、何か私の小説かエッセイで日本で翻訳される予定のものがないか知りたい」
「返信ありがとうございます。山口久美子さんはとても忙しく、仕事で世界中を飛び回っています。以前、柳下毅一郎氏――日本で著名な翻訳家です――が、ヴィダル氏の回想録Palimpsestを翻訳したいとおっしゃっていたのですが、残念ながら氏は超多忙です。私もPalimpsestDuluthJulianUnited States: essays 1952–1992もしくはThe Judgment of Paris.を翻訳したいとずっと考えていたのですが、私も仕事を抱えていて多忙です。2、3年お待ち下さい。申し訳ありません。それと良いニュースがありますよ! 若島正教授――日本で著名な英文学者・翻訳家です――がその著書『乱視読者の新冒険』の中でヴィダル氏を「アメリカ最後の文士」と誉め讃え、DuluthUnited States: essays 1952–1992を高く評価しています。もしかしたら彼ならあなたの作品を翻訳してくれるかもしれません。HPとEmailが京都大学のサイトに載っていたのでここにご連絡してみては如何でしょうか? (連絡先を貼りました) 追伸・健康状態の方は如何でしょうか? ご高齢なので大変心配しております」

大体、こんな感じでした。多分、また返事が返って来ると思いますので、その時は再びご報告致します。


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